（更新日：98/05/23)

ジャンボリーツアー'98 "fake fur"
ライブレポート
神奈川県民ホール編　(98/05/20,21)

むーたんさ〜ん(^Q^)/ﾞ、レポートありがとう☆

★むーたんの神奈川県民ホール　ライブレポート★
１９９８年５月２０、２１日　神奈川県民ホールレポート（大いにネタバレです）

レポート：むーたん

−−初めに−−
記憶力が悪いので、順番とかに一部まちがいがあるかもしれないのはご勘弁を。
また、一部脚色あり。（　）内は私のひとり言なので、読みとばしてください。
●ＰＡＲＴ１　ただただうっとりの５月２０日
〔始まるまで〕

　スピッツのコンサートは初めてだったので、前からかなりドキドキしていた。
　平日だったので、もちろん（内緒！）会社を早退し、いったん家に帰り、夕飯を食べてから、前々から調査済みの近くから出るバスに乗り、
５時５０分ごろ、現地に到着。
ダフ屋の「チケット余っていない？」攻撃をかわし、入場者の長蛇の列に加わった。
　かばんチェックを済ませ、グッズはどこかなと見渡すと、オレンジ色が目に入った。
「かわいいオレンジ！！！」。そして、まず、パンフ、ポスター、ビニールバッグを購入して、中へ。
　この日は、ファン先行予約でとったチケット。６列目５３番。はじから２番目だった。でも舞台のせり出し部分が目の前だったので、もしか
したら「ヒバリのこころ」のとき、マサムネが目の前に？　とほのかな期待を抱かせる場所であった。（どうも、一人で来ていた人はみなは
じっこになっていた。次は２人分取るぞ）。
　座ってパンフをすぐさまチェック。そして、うしろのメモ欄に楽しいもの発見！！！
メンバーの心がこもっているよ。
〔スピーカーの近くで耳がガンガン〕

　さて、いよいよスタート。しかし、なかなか始まらないとやきもきしていたら、照明がパッと点き、出てきました、４人＋クージー。
キャーキャー。
　私が高校の合唱祭で立ったのと、同じステージにスピッツがいるぅ。キャー。
　そして、１曲目は思っていたとおり、「ウィリー」でした。その日は朝から、「ウィリー」が私の頭の中をグルグル回っていたのでした。
それに、さもさん掲示板の「○○○○」と４文字であることを知っちゃっていたしね。
“猿踊り”ってどうやるの？　と見回していたら、前に、やたら元気な２人の女の子発見。楽しく踊っていた（最後までノリノリだったよ。
若いっていいね）。私、初めてだし、うまく踊れない。一生懸命歌ったけどね。「スパイダー」のときは手を振ったけど（ライブビデオで知り、
ずっとやりたかったの）。「ヒバリのこころ」のときも、急にロープが張られて、もしや？　と思ったけど、せり出しギリギリのところまで来てく
れなくて残念。
　なにせ、スピーカーの近くで、耳ががんがんするわ、「歩き出せクローバー」「楓」の演奏がひどく聞こえて、ちょっと悲しかった。
　あと「ミーコとギター」「愛のことば」、こういう曲も歌ってくれるのね。「ロビンソン」「涙がキラリ☆」みたいなあまりにメジャーな曲も歌わ
ないのかなと思っていたので、驚いた。でも、聴けてよかった。「チェリー」はライブビデオに入っていることもあり、驚きはなかったけど。
　とりあえずの終わりが「スカーレット」だったのにちょっとビックリ。
　アンコールは府中と同じく「トンビ飛べなかった」「仲良し」「運命の人」。
「トンビ…」の「こおろぎ泣いてる…」のところが、生で聴けて大感激。
　私も「謝々！」聴きたかった。一瞬、「次は謝々！か？」と思わせるフレーズをマサムネが発したのだけど、違った。

　しかし、この日は初めて「生スピッツ」を見られて感動しちゃって、「生マサムネ」にうっとりしちゃった。そのうえ、メンバー紹介するときの
マサムネの後ろ姿がかわいい、うなじがすてき（うなじフェチの私。余談ですが、前に柴門ふみさんも、ａｎａｎでマサムネのうなじを絶賛し
ていたっけ。その時は、まだファンじゃなかったけど、妙に気になり、今でもとってあるのダ）
〔マサムネの顔はクドい？〕

　ここからは、ＭＣ中心に行きましょう。
　まず、「スピッツビジュアル化計画」。みなさんの今までのライブレポで有名なので省きましょう。でもですね、府中のとき、たむたむの
おじさんが来ていて、マサムネがすっぴんなのに「メイクしてるの？」と聞かれたそう。「俺の顔ってクドいみたいですね」（そんなことない、
ステキ、ハァーときっと会場中の女性がため息したに違いない。私ももちろんその一人）。
〔草野志郎？〕

　マサムネ「正宗って変な名前ですね。小さいころ、仮面ライダーＶ３に憧れていて、主人公の名前が風間志郎で、なんで正宗じゃなくて
志郎って名前にしてくれなかったんだ、と親によく言っていたんです。しかし、草野志郎。しまりねぇ」
〔横浜と言えば…〕

　メンバー紹介。お題は「横浜と言えば…」

テツヤ：「崎陽軒のシウマイ弁当」。これはおいしいですね。（そうそう、私も野球のデーゲームのとき無性に食べたくなるもん）。
　いつもはおかずを３分の１残すんだけど、シウマイ弁当は全部たいらげてしまう。今日は崎陽軒のしょうが焼き弁当。これもイケた。
　おかずを３分の１残すと、リズムに乗れるというジンクス（こういう場合、ジンクスとは言わないんだって。まっ、いいかっ）があるんだけど、
今日は崩れてしまいました。だから今日もリズムに乗れないの？（おおっ、リズムに乗ってなかったの？　テツヤ）

崎ちゃん：「中華街」。先日、まな板とせいろを買った。せいろはまだ使っていない。マサムネの提案で、みんなのために「蒸しぎょうざ」を
作ると宣言。（また、ベルゲン会報で腕前披露かな？）

たむたむ：「昔よく使ったデートコース」。東横線で渋谷から桜木町まで出て、タクシーに乗り中華街へ行くのがコースだった。落としたい
子は、そのあと山下公園から、みなとみらいの大観覧車に一緒に乗ったそう。大観覧車が今はないと聞いて、がっくりのたむたむ（なく
なったんじゃなくて、場所を移動中なんだよ、と大声で言いたかったけど勇気がなかった。ことしの秋くらいに再開かな？）。
（この後、マサムネからおもしろい話が出たけど、細部の記憶が定かでないので、ほかの人のレポを読んでください）

クージー：「中華街」でおいしいお店を見つけた。有名ではないんだけど、（会場の人も知らなかった。名前は覚えているけど、みんなが
行って混雑してしまうとクージーに悪いので、名前は出しません。私は行ってみるよっ！！）

マサムネ：みなとみらい（この名前を出すなんて、かなり横浜通ね。普通は桜木町とかって言うよ）のスヌーピータウン（ああ、クィーンズの
ところね、巨大なスヌーピーがぶら下がっているところね。マサムネってスヌーピー好きなのね。私も、中学生のころから、月刊スヌーピー、
みんな知ってる？、買うほどのスヌーピー好きだったわよ）で、11月ごろ、小さな革のスヌーピーを注文したのに、音沙汰なし。この間、
電話で聞いたら、今９月に申し込んだ人の分が出来ているということ、すごく時間がかかるんだ。「何でこんなに時間がかかるの」という
メンバーの問いに、マサムネ「森の妖精が手で一針一針縫っているから」（かわいい〜）。スヌーピーを注文したあと、下のゲーセン
（ああ、セガね）で遊んだそうだ（えっ、いったいいつのこと？　会いたかったよ）　

　それで、帰りは、今度はＴシャツ（グレープ）、トートバッグを買ってしまい、アンケートに会員番号をまちがえて記入したのに気づかず、
また、バスに揺られて帰ったのでした。バスの中では、ビニールバッグのオレンジ色がかなり人目を引いていました。
〔この日の雑感〕

　コンサート会場で、「キャー」ときれいに響く声の出せる人っていいなぁ。私出せないよ。ふだん、「キャー」とも言うけど、あんなに高くて
きれいな声出せないんだ。（なぜ、ここで書いたというと、翌日２１日のレポを読むと、謎は解ける）
〔この日のマサムネの失言（？）〕

　「マチャムネ」
●ＰＡＲＴ２　前日とは別人になった５月２１日
〔始まるまで〕

　この日は前日の疲れが残るだろうなと思ってあらかじめ休みをとっていたので（しーっ）、朝はゆっくり。しかし、昨日の耳ジーンはまだ
残っている。とても、暑い。晴れ女の私にふさわしい日。（あとで、マサムネも晴れ男だと言っていた）
　また、夕方、バスで現地到着。昨日より早く開場前に着いた。さわやかな風が気持ちいい。昨日より余裕をもって周りを見渡したら、
若い女の子はもちろん、お母さんと一緒に来ている人、40代くらいの女の人、連れの女の子に「スピッツいいよぉ。ファンクラブ入りなよ」
と熱く語る男の子もいて、スピッツのファン層ってホント幅広いと思った。
　この日は、キーチェーン、Ｔシャツ（オレンジ）購入。（買いすぎか？）。レポ見たらさもさんも結構買っていたよね。
　席は、発売日に３時間並んで買った、15列目13番。昨日よりスピーカーから離れているし、中央寄り。耳ガーンはなさそう。時間が
あったので、館内散歩していたら、関係者入り口発見。ここをマサムネ通ったの？　しかし、厳重な警戒（といっても１人）だったので、
素知らぬふりをして通りすぎた。
　昨日より、年齢層が幅広い。チビちゃん連れのお母さん、40代後半くらいのご夫婦、一人で来たおじさん（あとで、恥ずかしそうに
踊っていた）。
　さてさて、昨日との曲目の違いは、なんとアンコールが「トンビ飛べなかった」ではなく、「青い車」。お〜おっ！！！　やった！！！　
てっきり「トンビ…」だと思っていたのでうれしかった。２日連続のところは、別の曲をやってくれるのかなぁ？
　昨日はおとなしめだった私は（普段の私よ）、だれも知り合いがいないのをいいことに、今日はまるで別人に姿を変えてしまったのです。
踊りまくったことなのです（“まくった”というと大げさだけど、普段の私を知っている人は必ず、え〜っ？と目が点になるはず）。
「スパイダー」の片手振りから両手振りにしたのはもちろん、飛び跳ねてしまった。「ヒバリのこころ」も最初から最後まで跳ねていたし、
「オンリーユー」もやっちゃったし、「とがっているぅう」のフリもやっちゃったし。ノリノリでした。もう、心底楽しんだ感じ。いい汗かいたわ。
　昨日よりスピーカーから離れたところだったので、音は快適に聞こえた。
〔ビジュアル化計画、今日で終わり？〕

　さて、ＭＣですね。またまた、ビジュアル化計画の話。しかし、もうやめろと言われるんで、今日で終わりにしたいとマサムネ。
（ホント？　福井の人のレポ、してね。このページさもさんのなのに、仕切っている私））
〔スピッツ３人組に？〕

　マサムネが昨日の深夜番組を見ていたら、トライセラトップス（フジ「ＦＡＣＴＯＲＹ」）が出ていて、３人であの演奏ができるなんて、すごい
ことだと思ったんだって。
「これが、スピッツだったら、俺が抜けるってこと？　夢で見るんです。声が出なくなっちゃって、マネージャーのグッちゃんに、お前わきで
見ていろ、と言われ、３人が演奏しているのを見ている夢なんだよ」
　そうすると、しゃべりは誰？（次の次の項目へ続く）
〔キャーの歓声の相手は？〕

マサムネ：いつも思うんですけど、「キャー」という声が出せていいですね。男には出せないからね。（昨日私が思っていたことだ！）
　前に、仙台に行って、帰りに新幹線に乗ろうとしたら、女の子がたくさんいて、キャーキャー言っている。そしたら、スピッツじゃなくて、
ＴＯＫＩＯだったんです。女の子をかき分けて、新幹線に乗ろうとしたら、女の子たち、（高い声で）「キャーキャー」と言いながら、
（低くささやくように）「スピッツ、スピッツ」、（また高い声で）「キャーキャー」と言ってるんです。まあ、長瀬君とは１ｍくらい身長違います
からね。
〔たむたむ、メンバーの攻撃にあう〕

　メンバー紹介。たむたむから。

たむたむ：さっきのマサムネ抜けるって話の続き。前に神戸のライブハウスでマサムネのギターの弦が切れて、今みたいに替えてくれる
スタッフがいなくて、奥にマサムネが弦を替えに行ってしまったとき、その５分間、俺とテツヤは何もしゃべらず、下を向いたまんん。
チューニングも合っているのに、チューニングをしているフリをしていた。だから、マサムネがいないと困る。

クージー：グッズのキーチェーンみたいに、毛の生えているものが好き。
マサムネ「毛の生えているものぉ？」（みな無言）。
クージー：「マリモとか。ま、あれは毛というわけではないですけど」。それで、キーチェーンを肩につけていたのを忘れて、さっき歯を磨い
て、うがいをしたら、キーチェーンにかかってしまった。だから、ミント系のにおいがするんです。ここで、マサムネ「アロマテラピーですね」。

崎ちゃん：さっき、ひげをそったら、血が出てきて、止まらない。

崎ちゃん、６月に出る「ドラム○○○」（名前わかんなかった。ドラマーのための雑誌？）の表紙に出るんだって。そして、
マサムネが「テツヤだったら、うーん、サングラス百科とか」。（あはは）

その次のテツヤのときから、たむたむ攻撃が始まる。

今回のプロモで全国各地、２人ずついろいろな組み合わせで行ったんだけど、浜松のラジオにたむたむとテツヤが生で出ることになった。
たむたむは、そのときマンスリーリーダーで、リーダー、リーダー、と呼ばれて人気者だった。テツヤはマネージャー（グッちゃんじゃない人）
と、新幹線に乗ったんだけど、乗り遅れというのはあるけど、２人は「降り遅れ」をしてしまった。２人とも熟睡していたんだって（マネージャ
ーは寝ちゃいかんよ）。浜松って中途半端な距離らしい。目が覚めて、出口に走ったら、目の前でドアが閉まっちゃった。それで、テツヤ
は生出演に出られなかったんだけど、そのとき思ったのは、たむたむが一人で何をしゃべっているんだろう？（当日どうなっていたか、
知っている人はいますか？）
「しかし、田村も、もう経験したので、これからはライブでも大丈夫でしょう」とテツヤ。
マサムネも「俺の代わりに、曲が終わったら、田村が話すっていうのはどうでしょう？」と提案。

さんざんいじめられた、たむたむは、「来年、ここでやるぞ！」と宣言。（待ってるよぉ）

　そして、そのあとの演奏のあと、たむたむがやってくれた！！！
「素晴らしい演奏でした」と一言。マサムネに「自分で“素晴らしい”なんて言うか？」、テツヤ「それじゃＭＦ（ちょっと聞き取れなかったけど、
ミュージックフェア？）の司会じゃないか」とまたいじめられていました。
　そういうテツヤも、テレビ等で「５分間話してください」と言われるとつらいそう。何か言っても10秒くらいで終わっちゃうから。マサムネも
「そうそう、テツヤって、昔、途中で、ああもうダメってよく言っていたよね」。
〔マサムネ、シウマイ弁当を忘れる〕

　たむたむがマサムネの紹介。
　昨日の夕飯が、崎陽軒のシウマイ弁当だった。それを持って、マサムネを車で送っていったあと、後ろの座席を見たら、シウマイ弁当が
１つ置かれていた。じゃあ、明日の朝にでも食べようかなと思っていたら、マサムネから「今、取りに行くぞ」との電話。「車で取りにやって
来た、そんなボーカルの草野マサムネです」。（いいなぁ）
〔この日の雑感〕

　うなじだけでなく、マサムネの言ったあとの「うふふ」がとてもいい。
〔この日のマサムネの失言（？）〕

　「スピッチュ」
●総括
本当に楽しい２日間だった。こんなにノッたコンサートは初めて。
ありがとう。
まだ、余韻が残っていて、気がつくと、体が踊っている。
あと残り、全部行きたいくらい。
５月３０日、並んでチケット絶対取りたい。
そして、またスピッツに会いたい。




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