| SPITZ JAMBOREE TOUR "隼2001" ４月２１日（土）和歌山県民文化会館（１階１３列目） |
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| この日は朝から雨。俺がライブに行く日は、なぜかほとんど良い天気。今までライブに行った中で雨が降ってたのは、覚えてる限り１回しかない。この日も雨止まないかなぁと思っていたが、結局１日中降っていた。朝に家を出て和歌山に向かう。難波まで近鉄で行ったところで友人と合流、一緒に和歌山入り。初めての和歌山。スピッツも和歌山でライブをするのは初めてということなので、何か特別なことがないかと期待。会場に着いてみると、ほんの５分ほど前にメンバーが会場入りした、とのこと。前回の滋賀に続きまたもニアミス！ライブまでの間、皆でしばらくしゃべって時間を潰す。 |
| 俺の席は１３列目。スピッツの「す」列（笑）席についてみると、前が通路でとても見やすい。一緒にいた友人２人と俺の３人は、それぞれ違う色のオクラＴを着ていた（笑）しばらくしてライブスタート。 １．８８２３ ２．放浪カモメはどこまでも ３．ラズベリー マサムネ「はじめまして、スピッツです。ついに来ました。毎回ツアーの日程が出るたびに『和歌山ないの？』とか言ってたんで、なんだか胸に込み上げるものがあります。最後まで楽しんでってください。」 ４．アカネ ５．チェリー ６．愛のしるし ７．ウサギのバイク マサムネ「今日は寒いですね。もっとあったかいと思ったら、寒くて。なんか全国的に寒いみたいですね。昨日、今日とラーメンばっか食べてる。昨日は井手商店ってとこに行って。夜中にテツヤはもう一軒行ってたよね。で、今日は山為ってとこに。昨日、今日はラーメンばっか食べてるな。今回のツアーは別名“麺ロード２００１”っていうぐらいラーメン食べてる。どこかオイシイ店ない？ダイモン？今はそんな感じでラーメンをガソリンにして動いてます。ラーメンパワーでみんなをあったかくしてやるぜ！・・・なんか偉そうだな。ぬるい感じで。それではスカーレットっていう曲を。」 ８．スカーレット ９．流れ星 マサムネ「それではしばらく俺とテツヤの２人でアコースティックコーナーみたいな・・・“みたいな”っていうか、アコースティックコーナーなんだけど。俺らも座ってるんで、みんなも楽な姿勢で聴くなり、寝るなり、してください。」 １０．ルナルナ マサムネ「和歌山って、思ったより都会ですね。って、どんな街を想像してたんだか・・・。」 テツヤ「マサムネ、福岡だからなー。」 マサムネ「昨日和歌山に来て、ブラクラ？ブラクリ？とかをぶらぶらしたりしてました。あと駅前の（なんとか）とか。それからゲーセンでみんなでゲームしたり。キーホルダーを取りました。」 テツヤ「俺は、シャー専用ザクをね。２時間ぐらいずーっとやってたよね。すっげーマジになって。あれ見たら引くよ。」 マサムネ「あと、和歌山城が見えるホテルに泊まってて、和歌山城にも行きたいと思ってたんだけど、それはまた次の機会に。」 マサムネ「デビューしたての頃にオールナイトニッポンっていうラジオやってて、その中で“ラブ和歌山”ってコーナーを作ってやってたんですよ。自分に一番縁のなさそうな県を選んで応援しようってことで。福井とか山形とか和歌山とか。でも福井とか山形って、その県出身の友達がいたりして、和歌山に。それで、和歌山の人のお便り募集したりして。でもなんか全然来なくて。『和歌山出身で大阪に住んでます』って人とかからは来てたけど。その頃の怨念が今ここに・・・。では、愛を込めてこの曲を。」 １１．ジュテーム？ マサムネ「今歌ってて思い出したんだけど、“ラブ和歌山”のコーナーで梅干とかナチグロとかを送ってもらったりしてました。こっちの方の梅っておいしいよね。こうしてみると、いろいろお便りあったんだなぁ。この場を借りてお礼を言わせてもらいます。それでは、ツアー用に作った『さわってかわって』って曲を聴いてください。」 １２．さわってかわって １３．甘い手 １４．ハートが帰らない １５．俺の赤い星 マサムネ「それではここで簡単にメンバー紹介をさせてください。ベースギター、田村でーす。」 田村「この会場って、古い？古いよね？で、ＫＩＳＳとかは来てないんだろうけど、今までにいろんな人が来て、いろんな音楽が演奏されてきて、それで今のような良い音になってるんだなぁって思います。」 マサムネ「武道館でトイレ行くと『ここでジョン・レノンがおしっこしたのかぁ』とか思ってするけど。」 田村「俺も、スゴイ人が使ったんだとか思って便器にお尻をこすりつけたり（笑）で、結局何が言いたいかというと！また和歌山に来たいと、こういうわけです。」 マサムネ「次いつ来れるんだろうね。」 田村「１４年後とか？ほら、今年デビュー１４年目にして初めてだから、１４年周期で。まあ、そんなことはないと思いますけど。また来ます。」 マサムネ「キーボード、クージー。」 クージー「昨日、みんなでラーメン食べに行って、初めて和歌山ラーメン食べました。東京とかで食べたことないんですよ。おいしかったです。今回のツアーで、遠征するのはこれが最後なんですよ。で、九州行った時とか、長いから１０日ぐらい家空けることがあるんですね。で、その間にマンションの改装があって。でも私いないから大家さんが『いないならワシが開けるよ』って言って代わりにやってくれてたんですね。」 マサムネ「大家さん、勝手に開けて入るんだ？」 クージー「うん。仲良しだから。で、帰ってみたらベランダが塗り直されてて。ふと見ると、前に大家さんにもらった盆栽があって、枯れてるのね。「やばい、見られた！」って思って、今度は玄関に置いといたのね。で、次に帰ってきてみると、今度は玄関のドアが塗り直されてて、開けてみると内側も塗ってあるの。また見られた・・・。そんな遠征もこれで最後なんで、ちょっと寂しいですね。」 マサムネ「ドラム、崎ちゃん。」 崎ちゃん「昨日大阪からバスで来て、４分の３ぐらいのとこで、ちょうど高速から和歌山に降りる頃かな？起きて。それまで寝てたんだけど。で、外見ると、今は山が緑の若葉がいっぱいでさぁ。所々白い花とか咲いてて、すっごいキレイだったのね。景色が良かった。だから、また来たいです。あ、あとこのマイクがどういう仕組みになってるかってことだけど、俺がしゃべる時になると後ろでローディー君が動かしてくれるの。崎山龍男でした！」 マサムネ「ギター、テツヤでーす。」 テツヤ「何話そうかな・・・。田村はトイレの話でしょ・・・。結局俺もトイレの話なんだけど。トイレ入るといっつも思うんだけど、流すやつで“大”と“小”があるじゃん。あれって小使う？」 客「使わない！流れない！（などなど）」 テツヤ「だよなぁ。あれって意味あるのかね。流れないよなぁ。」 マサムネ「流れるよ。」 テツヤ「普通にこう、１回ひねるだけで流れるの？マサムネのはリスのおしっこ並だなぁ。」 マサムネ「リスのおしっこって、またリアルだね。まあテツヤはウォッシュレットを覗き込む男だからね。」 テツヤ「あれって、どうなってるか気になるじゃん。」 マサムネ「まあ、普段水が出てるのを見ることはないからね。」 テツヤ「で、覗き込んでボタンを押したら水が出てきてさあ。ビックリして逃げようにもトイレが狭くて逃げれないのよ。んでビショビショになってスタジオに戻ったっていう。」 マサムネ「レコーディングの時だっけ、あれ。」 テツヤ「結局何が言いたいかというと、水を大切にしよう！」 客（拍手喝采） マサムネ「なら小で良いじゃん。」←ナイスツッコミ！（笑） テツヤ「ギター三輪でした。ボーカル、草野正宗！」 マサムネ「先月でスピッツはデビューから１０周年ということで。それなのに相変わらずこんなぎこちないトークで・・・。エライ人とかよく『失敗を恐れるな！』とか『成功してる自分をイメージして！』とか言うけど、俺はいっつも『失敗したらどうしよう・・・』って思っちゃうんだよな。でも、それでここまでやってこれたんだから、それでも良いのかなぁって思いますけどね。これからもそんな感じで２０年、３０年とやっていけたら良いなぁと思います。それではデビュー曲を聴いてください。」 １６．ヒバリのこころ １７．メモリーズ・カスタム １８．俺のすべて １９．さらばユニヴァース ２０．今 アンコール マサムネ「どうもありがとう！では、せっかく初めて来た場所なので、初めて演奏する曲を聴いてください。」 ２１．遥か マサムネ「初めてやる曲は緊張しますね。それでは、もう少しだけ聴いてください。」 ２２．ホタル ２３．スパイダー マサムネ「どうもありがとう！」 |
| ちょっと面白い話。「俺のすべて」の時、歌が終わってラストのところでマサムネ＆田村はいつものようにステージ左右に分かれてお客さんにサービス。田村さんがステージ向かって右側、つまり自分がいた位置と逆のステージ横のちょっと飛び出た部分へ行こうとした時、ベースのコードが引っ掛かって、おっとっと！ってなってました（笑）それで結局客席右の方へは行かずに定位置に帰っていった。マサムネはこの時やはり客席の前の方の人の手にタッチしたりしてた。 あと、なんといっても感動したのが『遥か』。どこよりも早くフルコーラス聴くことができた。やって欲しいとは思っていたけど、本当にやってくれるとは。これだけで和歌山まで行った甲斐があった。ホントに感動した。 |
| ライブ終了後、みんなでご飯を食べて店の外に出てみると、なんとツアートラックが目の前を走っていった。ツアートラックは岐阜の会場の前にあるのを見て以来。全部で４台あるということだったので、しばらく待ってみたらあと２台通過していった。最後の最後でちょっと得した気分。 次の日、メンバーが行ったという山為食堂だっけ？を探して行ってみたら、なんと日曜定休日。てことで諦めた。 今回のライブでは、初めて聴く曲もあったし、いろんな友達とも会えたし、とても楽しいひとときだった。ちょっと遠かったけど、それだけの価値はあったと思う。 |