2000/10/28
ライブレポート
SPITZ JAMBOREE TOUR "放浪2000"
at Zepp Fukuoka

2000.10.23(月)

レポート:かも
福岡ZEPPはホテルシーホークや福岡ドーム、ショッピングセンターを含む
海添いに出来た比較的新しい商業施設「ホークスタウン」の中にあります。
折しも日本シリーズ第三戦の当日、ドームは心の中に決意の拳を握りしめてる感じの
ダイエーファンがぞくぞくと集結し、なんともいえない緊張感が漂っています。
もちろん私たちスピッツファンも心の中で拳、握ってましたとも!
あの隼発売以来、この日をどれだけ待った事か!
私は狙いどうり中央、中段に位置を取ることができました。
ZEPPは音が悪いというのが定説になっていて、この前のマリンメッセでのイベントの
音響が最悪だったため、取りあえず「音」重視の位置を取ったのです。
SE、地味めでしたね(笑)(あれって誰の選曲なのでしょうか?)


セットリストは同上(笑)
アンコールは二曲目は春夏ロケット、ラストがチェリーでした。

印象に残った曲について書きますと


」「放浪」「いろは
スピッツ登場!歓声!そして悲鳴!そして・・・
今度のスピッツは「これ」がやりたかったんだよね?!
そう!私も「これ」がやりたかった!
この曲達が生まれた時、そしてこの曲順に並んだ時、
すでにあの瞬間は約束されていたに違いないのです。
音のバランスも良かったし、マサムネのボーカルも安定してましたから
我を忘れて飛ばす事ができました。

海とピンク
これは皆さんも感激だったと思います。私もライブで是非聞きたかった曲でした
テツヤさんのソロが決まってました!このソロのメロディーが私は大好きなのです。
間違いなくファースト当時のライブより腕が上がっているのでしょう。
全員演奏が楽しくてたまらないという感じ。

インディゴ地平線
青い一色のライティングで清められた空間に響くマサムネボーカル。
このツアーのこの音で初めてこの曲が「ロックバラード」だった事に気づきました。

甘い手
そして究極のロックバラード!甘い手。
圧倒的なドラム、吼えるベース、そして情動に溢れたマサムネギター。
あの・・・マサムネのあのギターがですね・・・いやもう、かっこよくて・・・(でへへ)
ヘタッピだなんて誰が言ったんでしょう?(本人か?(爆))
そりゃ早弾きとかそういうのはダメかもしれない。
でも、こういう音色を探らせたらなかなかどうして
    ・・・うーん、ただ者でなくはないかい?!?!(笑)
フェイクファーの時も「僕もギター弾いてます」ってくらいだったような記憶しかないのですが
あんなにメイン貼ってソロやったことありましたっけ???
専門家がどう言うかは知りません、っが断然ギタリスト草野マサムネに期待です。

メモリーズ」 「8823
楽しかった。本当に。


ホタル
これもイケイケのアレンジでしたね。
爆走のドラムで聞いても躍動感があって素敵でした。
ロビンソンはこういうアレンジ、ちょっと違和感があった
ように思ったのですが・・・ホタルはやっぱり「隼」の曲なんですね。


夢追い虫
なんだか目眩がしそうなほど前向きな歌詞に思えました。
私的には「運命の人その後」って感じをうけたのですが。
メロが印象的で二回聞いただけでAメロとサビはもう覚えました、
っというか、耳に焼き付いています。
石田マジックがこの曲にも???


ジュテーム?
あれ?やっぱりギターがちょっとぎこちない???
おまけに終盤で声もあちこちかすれ気味。
それがまた(敢えて・・・妄想入ってまーす!)なんだか素人の男の子が(笑)
ギター片手に一生懸命誰かさんの為に歌っているという雰囲気があって
とっても素敵でした。
低い声で「ありがとう」っとかっこ良く決めて一度水を飲み、
マイク前に戻ってきたマサムネ、突然
「いけないこ〜と〜さ〜、・・・う、ぐほっ・・・い〜け〜な〜い・・・」
っと公開練習タイム。
「ここがさ、何度やってもだめなんだよね、僕にとってもう限界っていう感じの音なので・・・。」
っとやってくれました。


MCについては何処がどこのMCだったか思いだせないのですがだいたいこんな感じでした。


初め挨拶のMC   
      今日は大事な試合もあるというのに(笑)・・・来てくれて、ありがとう!
      隣に負けないくらい熱いライブにします!

 
イロハ後のMC
      えーっっと、あの・・・城島!すごいな、かっこいいですね。
      生まれ変わったら福山雅治になりたいって言ってたんだけど、城島がいいな(笑)



HOLIDAY後のMC
       「知っとう?昔の福岡には「西鉄」ライオンズっていう球団が居てそれが
       太平洋クラブライオンズになってクラウンライターライオンズ(?)になって
       西武になってあっちへ・・・行ったったい」
       「知らんやろ?君たちまだ生まれてない人もいるんやろうし。
       だって、この辺まだ海やったし。でも知っとう人もおるはずよね?」

       (心の中で「はーい」を手を上げた私)
     ☆ 「ぼくが十代を過ごした頃の福岡ってさ、空はいつも白く曇っていて
        なんか夢を懐かせてくれない・・・それでいて居心地はいい?みたいな感じの
       所だったんだけど、変わったね。
       今の福岡で僕が青春時代を過ごしよったら、どーなったやろうねぇ
       なんていう空想に浸っとったったい。」


  ☆は本日のMC大賞です(笑)。
  九州弁のニュアンスは不正確ですが(私もネイティブではないので)
  ちょっとぎこちない感じであったことは確かです
  たぶん、親戚とか友達とか来てるはずだから、そういう人に語りかける感じが
  入り交じったのかなって思いました。

 
たぶんメンバー紹介のMC
     今日は昨日のお客さんより元気いいねぇ(歓声)
     ・・というか、まだ途中だからわからないんだけど、
     ま、あれかな、初めの3曲は暴れられるけれどそれからの曲はあばれられないもんね。
     最初だけ調子がいいって・・・巨人みたいだな。(笑)

テツヤ:「カチーン!」
    
・・・そのあと、ごめんなさい、良く覚えてないのですが、なんかマサムネが一言いい
テツヤが「カチーン」という掛け合いがありました。

     僕はホークスファンでもあると同時にアンチジャイアンツだから
     「カチーン」


っと言った具合。
この日サキちゃんのドラムにはホークスとジャイアンツの球団旗が飾ってあって
クージーがジャイアンツの旗が下がってきたのが気になって・・・っと言った時にも
テツヤ「カチーン」

この旗、サキちゃんも気になってて、曲間にローディーさんに「直して〜」っと
指示したそうです。
前日に「マタニティー→○ナニー」という掛け合いを覚えてくれと言ったテっちゃん
客に「マタニティー!」っと声をかけられ小さな声で「○ナニー」と答えていました。
二日目だけ来た人は間違いなく意味不明(笑)
なんの前触れもなく、いきなり「○ナニー!」ですから(爆)
  
     
それと皆さんご存じの事と思いますが
アンコールは前日同様ダイエーのユニフォームを着ての登場でした。
そして肩には藤井投手に向けた喪章。
とっても似合ってました。
っで私の前の子がテッちゃんのピックとった!うらやましー!


っでこれからはちょっと蛇足ですが
二日目はけっこう「うるさい」人がいたようで曲間ずーっと
「まさむね、かわいい〜」っと裏返った声で叫び続けていました。
怒ったというより・・・うーん、まったく違う世界の人でした。
あと、地べたに「けっ飛ばしても動かない」ほど大きな荷物をおいている人がいて、
その横になったとき何度も倒れそうになりました。
これ、本当に危ないんです。くれぐれも気をつけてくださいね。

家にたどり着いた時、ちょうど長島監督のインタビューが始まってました。(笑)
マサムネ君残念!テツヤ君おめでとう! 
かもさん、レポートありがとう!

Copyright (C) 1997-2000 さも
E-mail:CZF04424@nifty.ne.jp