| レポート：ちかこ |
 2002年7月21日 快晴 世田谷区 東京メディアシティ昨日梅雨明けした東京は、朝から軽く３０度を越えるようなすごーく暑い日だった。 でも、今日は久しぶりに生のスピッツに会えるので、ルンルン気分。 一緒に行く人とは祖師ヶ谷大蔵駅で待ち合わせ。 既に汗をかくような暑い中を駅から約１５分歩いて収録場所の東京メディアシティに向かった。 集合場所には既にかなりの数の人が来ていた。並ぶ所は暑い日のあたる場所なので、 みんな日陰に身を寄せていた。見慣れた顔がいっぱいで、嬉しくなった。どの顔も汗をかいていたが、 表情はとても明るかった。テレビ局側のスタッフが集合の合図を出したので、意を決して暑い日のあたる方へ移動。 ここで、名簿との照合作業。ベルゲンのスタッフらしき女性が暑い中、一人一人チェックをしている。 待っている間は本当に暑く、日傘をさし、扇子で扇ぎっぱなしでも絶えず汗が噴出していた。 でも、今回は３０分くらいで中に入れ、まず暑さから逃れることができてほっとした。 多分今日の収録の最初のグループだったから、あまり時間のずれがなかったのだろう。 (前回は夕方の集合で時間がずれたのか、１時間くらい待たされた。) 各自、テレビ局が用意した、プラスチックの入館証を受け取り、館内に移動。 番組セットの色々な道具を横目に裏手から内部に入る。 さて、建物内部に入ってから控え室で約３０分待っていると、スタッフから色々説明があった。 前回と同じようなことだったが、前回はなかった写メールなどについても、 カメラ同様スタジオ内に持ち込まないようにと注意があった。普通の携帯電話ももちろんダメ。 とにかく、財布以外は全てこの控え室に置いたまま、スタジオへ入るのだ。 やがて、スタジオへ移動となり、廊下に番号順に並んで進んだが、 廊下に出てからも進んだり、止まったりして、結構長い間待たされた。 この間にもスピッツたちはまだリハーサルをやっているのかしら？廊下を移動しながら、 時々開いているドアとかはすべて覗き込んでしまうやじうま根性丸出しの私たち。 廊下には泊まりこみのスタッフのためか、毛布なども重ねておいてある。 お弁当も大きな箱に入れておいてあった。 実際にライブをやるスタジオには前のように番号順に整然と入るのでなく、番号順に ブリッツのライブのように勝手に好きなところへ行くと言うことだった！！ 私の番号は比較的早い３３番だったので、入場した時はまだ2列くらいしかできていなかった。 それならばと真正面の２列目の隙間にもぐりこみ、何とか席を確保。本当に真っ正面！ 私の立っているところからほんの５メートルくらい先でマサムネ君が歌うことになる。 今日はすごくよく見えそう！ワクワク！ ステージ上のマイクはマサムネのが１本だけ。スタジオ内はよく冷房が効いていた。 スタッフが大きな声で、「おはようございます！」もう、お昼頃だったけど、ここでは 「おはようございます。」と言わなきゃいけないのかしら、と一瞬思ったが、 「人数が多いわりには、元気がないですね。」と言うスタッフの声に、 みんな頑張って大声で、「おはようございます！」 （芸能人が言う「おはようございます！」ではないのだ、と思いながら） そして、スタッフの指導で最初は拍手と声援の練習。「はい、今日はココに誰が来るか知ってますよね？」 なんて、スタッフは幼稚園の先生みたいなことを言う(笑)。みんな笑っていたが、私の前の2人が急に振り向いて、 私に「え？ここには誰が来るの？」ってマジで訊く。何言ってんだかと思いながらも、 私は（マイクの場所に立つメンバーが誰かを聞いているのかと思い）「マサムネ君よ。」 でも、2人は反応が悪く、もう一度同じ事を聞くので、また同じように「マサムネよ。」 すると、２人は「え？マサムネって・・・？」ちょっとわけがわからなくて、間違えたスタジオに入って いるのかしらと思い、私のほうが、「え？」。本当に分からない風だったので、 「スピッツの・・・」と言うと、はじめて、「ああ・・・」だって・・・。なんだったんでしょう、最前列 にいたのにあの２人は・・・。私の周りのファンも「信じられない！」って言っていた。 サクラ・・・？ そんなもの必要なの？しかも、最前列ど真ん中を占領していたと言うのはなぜ・・・。 結局その２人は最後まで、私たちと一緒にスピッツを楽しんでいたが、のりはもちろんファンのほうがいいわけで・・・。 スタッフからの注意は、前列の前のマイク（ファンの歓声や拍手の音を拾う）に気をつけること、 仕切りの青いビニールテープからはみ出ないように（でも、既に私たち２列目はそれを踏んでいたようだったが）、 カメラ目線にならないように、手には何も持たないように、ということくらいだった。 さて、今日は左側から出てきたスピッツには大きな歓声と拍手が。にこやかに出てきたマサムネ君は挨拶だけだったような・・・。 マサムネ君は黒の半袖Ｔシャツ、胸にいっぱいよくわからない模様が濃い色 （くすんだグリーンかグレーのような）でプリントされていた。パンツは大きなポケットがついた黒。 髪は短め。全体的にシャープな雰囲気。てっちゃんは長袖、ベージュか生成りのような地に背中には いっぱい派手〜な模様の入ったもの。前にも模様があったと思うが、よく覚えていない。 パンツはどこのかすぐにわかった。先日ＢＢで店員さんに、「これ、テツヤさんが着ますよ。」と 聞いていた穴開き(無数にはと目がついている)ベルボトムの生成りパンツ。かっこいい。 腰にはオレンジやらグリーンやら派手な色の毛糸で編んだような長い紐をタランと垂らしていた。 髪は黒ソフトベッカム。余裕の笑顔だった。崎ちゃんは長袖(七分かも)ラグランシャツ。袖が紺、見頃がグレーだったようナ。 髪は今までよりかなり短くて黒っぽかった。パンツは濃いグレーのジーパン？なんだか落書き模様がついていたかも。 田村君は濃い紺の胸にNew York Cityとプリントされた半袖Ｔシャツに、パンツはダークな色合いの迷彩柄。 クージーはいなかった。 やがて、スタッフのカウントが始まり、演奏スタート。「ハネモノ」は想像では、ゆったり系でしっとりした歌だと思っていたけど、 意外やポップで、明るい雰囲気の軽やかな歌。ま、「水色の街」がしっとり系なので、同時リリースなら、 こちらはポップな雰囲気で行くつもりだったのかな。イントロはマサムネ君のピッピッというギターで始まる。 てっちゃん幾分手持ち無沙汰。歌は多分テレビ用に短くなっていたんだと思う。私たちは全く初めて聞く曲であったが、 さわりの部分はテレビでカルピスのCM曲として、長い間聴いてきたので、とても盛り上がった。 歌詞もちょっと前に雑誌に掲載されていた。みんな、「さ〜さや〜いて〜♪・・・」と一緒に歌っていたみたい。 歌ったりしても、よかったのかなあ？でも、初めての曲なのに、みんなすごくのっていた。 スタッフは「拍手と歓声で始まり、拍手と歓声で終わる。 その間歌っている時は好きなように、バラバラでもいいからのってください。」と言うことで、 みんな好きなようにやっていたが、すごーくいい雰囲気だった。 1回目が終わって、スタッフの「ＯＫです」の声を聞くと、マサムネ君はすごくほっとした笑顔を見せていた。 でも、それは本当のＯＫではなかった。一旦、スタジオから出ていったメンバーは、呼ばれてまた戻ってきた。 もう一度やるとスタッフが説明した時はみんなもちろん大喜び。2回目スタート前のマサムネ君は、 「これが最後じゃないかも。」なんて、余裕の冗談を言ってたくらい。今日は、とてもリラックスしているマサムネ君。 他のメンバーもとてもにこやか。 ２回目はさらに盛り上がり、曲調はポップだけど、みんなの押す力はかなりのものだった。 でも、２列目ならどんなことがあっても見れる〜って感じ。前の２人はファンじゃないので、少し遠慮したのか、 小さくなってくれていたし。ずっとバッチリ見えて、本当に幸せだった。崎ちゃんも今回はよく見えたし。 ２回目テイクのあと少し待っていたらやがて、スタッフがこれで終了と説明して、放送日を教えてくれた。 今日のスタッフは比較的、やさしくて、全体にいい感じ。見にきた人で背の高い人は脇のほうへ連れて行かれ、 気の毒だったが、私のようなものにはありがたい配慮。 終了して、外へ出ると、先ほどよりもっと暑くなっていた。もう次のグループが列をなしていた。 あづいあづいと言いながら、駅方面へ歩き出し、途中で仲間と昼ご飯を食べた。 ファン同士も約半年ぶりに会った人もいて、色々楽しく話は弾んだ。 久しぶりに生のスピッツを見て、やっぱりいいなという思いを抱きながら暑い中を 帰った。マサムネ君かわいすぎ。 |
| ちかこさん、レポートありがとう！ |
| 2002年7月21日 世田谷区（砧） 東京メディアシティ ファンクラブ会員先着限定ＨＥＹ!ＨＥＹ!ＨＥＹ!スタジオライブ収録観覧企画 |