 ライブレポート |
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| SPITZ JAMBOREE TOUR "隼2001" at 神奈川県民ホール 2001.5.10(木) |
| レポート：ねも | |
 5月10日、久しぶりのスピッツのライヴでした。学校帰りに複素数の教科書を持ったまま横浜で母親と会い、早い夕食のあと関内に向かいました。 ちょうど横浜スタジアムでの試合とぶつかり、電車も駅も人でいっぱいになっていました。 １５分ほど歩いて会場の神奈川県民ホールに到着、Tシャツなど入手して席へ。 実はスピッツを好きになって６年目、５回目のライヴで信じられない４列目を GET！したのです。（←夜中の郵便局前で封筒開けて跳ねまわりました、怪しくてごめんなさい。 初ライヴは小岩井でまめつぶだったもんなぁ。）左端のほうだったので、 目の前は田村さんというわけにはいかずに惜しくもおっきなスピーカーだったけど、 それでも十分な近さでした。ホールなので、マイクは思ったよりステージの奥でした。 でも、ステージに出てきて暗い中ごそごそしてるメンバーを生で見れたのは初めてでした。 『８８２３』 一曲目は大好きな『８８２３』。ひゅ〜って飛び去っていくような、走り抜けて いくような感じがお気に入りです。スピーカーが近くてうるさいかと心配してたことも忘れて、 心地よく響く田村さんのベースの音を楽しみました。 『放浪カモメはどこまでも』 これもベースがかっこいい！前奏もAメロもサビも間奏もいいけど、特に『無駄なものばかり〜見つかんねー』 のとこの動きがわりとはっきり聴こえてきて好きです。生で聴く音はほんとよいですねー。 田村さんの指がすてき。『むちゃ』のところのマサムネさんも好きだなぁ。 『ラズベリー』 歌ってるマサムネさんがなんかかわいくてじぃ〜っとみてしまいました。 『アカネ』 田村さんのベース、前から前奏のはいいなぁと思ってたけど、途中でもたくさん かっこいいとこがあることを発見。マサムネさんが音をのばすとこがとってもきれいでした。 ギターソロはマサムネさん！ ◎ＭＣ マサムネさん『スピッツです。今日は、こんなに、たくさん、来て、くれて．．．いただいて(笑)、 どうもありがとう。最後まで精一杯歌います。』 みたいな感じ。とぎれとぎれなところがマサムネさんっぽい。 『チェリー』 母にとってはずーっと聴いてきた(私にずーっと聴かされてた？)お気に入りの曲 だったので、満面の笑みでした。いちばん好き！なそうです。 『僕らを待ってる〜』にはびっくりでした。でもああいう音の運びって好きだし、おぉ〜って思いました。 田村さんの『ｔｕ ｔｕ ｔｕ．．．』も久々に生で聴きました。個人的には、この曲のマサムネさんの微妙な動きが好き．．． 『愛のしるし』 前奏のベースの最後のフレーズで田村さんにスポットライトが！！心の中で叫びました。 もう一回スポットライトのとこではうれしくてぴょんぴょん跳ねてしまいました。 お客さんのりのりです。ユニゾンではもってるテツヤさんの低い声が スピーカーからまともに聴こえてしびれかかった．．． 『うさぎのバイク』 何度聴いてもかわいいですねー。 ◎ＭＣ マサムネさん『今日はあったかかったよね。（客：微妙な反応）そうでもない？ （客：あつ〜い！）そうだよね、暑かったでしょ。二月頃からツアーやってて、 「今日も寒かったね。じゃあ、ここでみんなの心をあったかくしてやるぜ！」 って感じで次のスカーレットって曲につなげてたんだけど。 だんだんあったかくなってくると使えないっつう。．．．あほだね（笑）。でも、さらに蒸し暑くなるほど 抱きしめてやるぜっ！．．．なんちって（笑）。なんちってとか言わなきゃ 決まるのにな。情けない．．．（笑）』 相変わらずぶつぶつ言ってるとこがおもしろくておもわずにこにこ。 『スカーレット』 しばらく聴いてなかったので、最初のギターのフレーズがなんか懐かしかった。 淡々と進んでくのにあったかい感じが好きです。 『流れ星』 青い照明がとってもきれい。CDのフェイドアウトとは違う終わり方がよいなぁといつも思います。 ◎ＭＣ 座ってるマサムネさんとテツヤさん。 マサムネさん『ここからちょっとの間俺とテツヤだけでプチコーナーをやります。 みなさんもゆっくり楽にして聴いてください。眠ったり、この隙にちょっとトイレにいくもよし。』 『ルナルナ』 ２人のギターの息がぴったりあってるのに見とれてしまった。ゆっくり『ルナルナ』もかなりいい感じ。 『なにも知らないハチになれる』のとこで、なぜかとってもきゅんとしました。なんでだろ？ サビにうつるとこにもかかわらず、ギターが特に盛り上がらないでそのまま進むあたりが気に入りました。 でも、聴きなれてる『ルナルナ』とテンポが余りに違うので、ゆっくりギター弾いてる間に歌詞 が飛んじゃうんじゃないかとかなり心配しました（笑）。 ◎ＭＣ マサムネさん『ルナルナのアコースティックバージョンを聴いていただきましたけれども。 ここで気の利いたトークができればいいんだけどねぇ。それがどうもね（笑）。』 テツヤさん『そう、それが俺らにはちょっと高いハードルなわけ。』 マサムネさん『いきなりアドリブで、いつまでも〜〜♪（小柳ゆき）とか歌っちゃったりしてね。』 ここで会場から歌ってーという声があがり、『え、でもコードがわかんないんだよね．．．』 とか言ってギターいじってたけど、『でもやってとか言われるとできなくなっちゃう。』 て、結局それっきりでした。小柳ゆき聴いてみたかったな、ちょっと残念（笑）。 マサムネさん『いずれはアコースティックを極めて、山下公園とかで弾き語りやれるようになりたいと思います。』 テツヤさん『カップルの後追いかけたりしてね。』 マサムネさん『嫌がるのに歌いながらずーっと追いかけてね。（笑）』 かなり追いかけられてみたいです（笑）。 マサムネさん『どうしょうもないおしゃべりの後に、愛の歌を。』 『ジュテーム？』 すてき！放浪ツアーのときよりもどきどきしないで聴けました（笑）。アコースティックギターと マサムネさんの声だけが会場に響いて、ほんとに聴きほれるっていう感じでした（ため息）。 ◎ＭＣ マサムネさん『今のところ2曲でこのコーナー終わりなんですけど．．．』 『ツアー用に作った曲なんですけど、これもあったかい感じです。』 『さわって、かわって』 歌詞やメロディーはあまり覚えてないけど、けっこうかわいい雰囲気でした。 さび（たぶん）のとこで、田村さんたちが『ベイベー！』て歌ってるのがすごくいい！ そこがかなり気に入りました。田村さんやっぱり楽しそうだし。田村さんと、スピーカの 両方に近かったので、本人と音がしっかりつながり、声がはっきり判別できてうれしかったです。 『甘い手』 照明がきれいだったような気がする。マサムネさんの伸ばす声にひきこまれてました。 ベースもずんずん響いてきました。 『ハートが帰らない』 放浪ツアーではやらなかったので聴けてよかったな。 『俺の赤い星』 赤い照明でマサムネさんだけが浮き上がってるように見えて、他の三人が黒いシルエットぽくなってるのが、 『あ、ほんとに赤い星かも』って(笑)ちょっと幻想的。 マサムネさんの歌い方が思っていたよりもとっても男っぽくて、かっこよかったです！ ◎ＭＣ マサムネさん『ここでメンバー紹介をさせてください。ベース田村！』 田村さん『田村でーす。うい〜っす！』 マサムネさん『うい〜っす！』 田村さん『ってここで完結してもしょうがないんだけどね(笑)。前に、ここでやったときにも 話したことがあるかもしれないんだけど、上京してすぐの頃に、俺ここに原田知世ちゃんの コンサートを見に来たことがあるんですよ。八王子の方から電車乗って。 横浜線？だよね。で、１人だったからすごい心細くて。そこらへん(上手側を指さす)、 その４列目あたりで見てたんだけど、すごく心細くて、でもライヴが始まったら大丈夫だろうと 思ってたら、始まってもやっぱり心細かった(笑)。でも、終わった頃には、 なんだか心豊かに(笑)なってたので、皆さんも、今日は終わったあとに 心豊かになってくれたらいいと思います。』 マサムネさん『それは、いわゆる追っかけ？』 田村さん『いや、違うよー！でも４回くらい観にいったけどね。 (マサムネさんと客に笑われて)笑うことないじゃん！全然恥じることじゃないよ！(←力説。笑。)』 マサムネさん『うん、そうだよ、恥じることじゃないよ。俺も菊地桃子の握手会に１人でいったんだけど、 結局入れなくてとぼとぼ帰ったことあるもん。心細かったねー(笑)。』 田村さん『お互いのためにこれ以上突っ込まないで．．．(笑)』 マサムネさん『そうね(笑)』 田村さん『田村でしたっ！』 『田村で〜す』とか『うい〜っす！』ていうなんかふらふらした（？）あいさつや、 むきになっちゃうとことかがやっぱり好きです☆間近でしゃべる田村さんを見れてとってもうれしかった。 マサムネさん『クージー！』 クージーがしゃべり始める。でも下手側のスピーカーがじゃまで全然見えないお 客さんたちから、『みえな〜い！』の声。マサムネさんが『ん？見えない？』と か言って、クージー、田村さんのマイクのとこまで出てくる。 クージー『せっかく横浜に来たんだから、麺ロードやればよかったね。』 いつかわからないけど、崎ちゃんのご両親にラーメンもらって、それぞれ家で麺ロードやったらしいです。 『あの子足長いのね〜（感心）。』母親談（笑）。 マサムネさん『ギター、三輪テツヤ！』 テツヤさん『（とつぜん、）明日さぁ、』 マサムネさん『いきなりかよ（笑）。』 テツヤさん『明日さ、ミュージックステーションに出るんだよねー．．．』 ここで、マサムネさんががっくりする（笑）。 マサムネさん『なんでそーゆうこというんだよぉ．．．』 テツヤさん『で、せっかくなんで、１時間のどこかでピースするんで。チェックしててください。 みんなのことは見えないけどＴＶに向かってピースしてください！ もしそこで、左手にスプーンもってたら、曲がるかもしれないし（笑）。』 マサムネさん『あー、そーゆうのあったねぇ。』 しっかりやってくれましたね、ピース。私は残念ながら録画でしたがＴＶに向かってピース！やりました。 マサムネさん『崎山龍男！』 崎ちゃん、マサムネさんマイクまで走ってでてきて、ガッツポーズみたいのを２回くらいする。しかも全身で（笑）。 崎ちゃん『ここに立つと、どーしたらいいかわかんなくなる（笑）。 ほんとはここで１曲歌いたいんだけど、次があるんで．．．え〜っと、今日のライヴもなかなかいい感じで．．．』 マサムネさん『いい感じで、ってなんか今来た人みたいだよ（笑）。』 崎ちゃん『笑。崎ちゃんのマイクはどういう仕組みなんですかっていう質問をよくされるので、 今日はそれに答えたいと思います。マイクの秘密。えっとですね、 うしろにいるローディ君ですね、一生懸命マイクを動かしてくれているんですね。 はい、じゃあお願いします。』 マイクがぐぃ〜んって動く。会場どよめく（おぉ〜っ！）。 テツヤさん『ボーカル、草野マサムネ！』 マサムネさん『Ｍステねぇ．．．忘れてたのにぃ〜。他のはもう収録終わってるんですけど。 それは何とか間違えないですんで、まぁ間違えても撮り直しできるんですけどね（笑）。 明日は撮り直しできない．．．（不安そう）。 あ、じゃあ、みんなのために歌詞２、３箇所間違えて歌うから（笑）。 スピッツも結成１４年、デビューして１０年になりました。 でも２、３０年は続けていきたいですね。声が出る限り歌っていくので、よろしくっ！ では、初心にかえるっつうことで、デビュー曲、ヒバリのこころ。』 『ヒバリのこころ』 私、実はサビのドラムスが好きなんです。普段はベースにばっかり耳がいってるんだけど（笑）、 あの、頭打ちでさらに四拍目にがんっていくのが、はまっててとてもかっこよくて。 そして田村さんはベースふりまわして、楽しそうでした（笑）。 『メモリーズ』 のりのり。あのですね、サビに入る直前と、２つめの『あなたのために蝶になって〜』のあとに、 ダダダッ！てドラムスとかベースとかがみんな一緒に動くとこありますよね？ 文章だとうまく伝えられないけど．．．そこがお気に入りなんですけど、 そーゆうのを生で聴くと思いっきり胸に響いてくるっていう感じがして、まぁ実際響いてるんですけどね（笑）。 大げさにいうと、こんなところで私はライヴの一体感を感じます。はい。わかりづらくてすみません（笑）。 『俺のすべて』 始まったあたりで、ステージの後ろにオレンジ色の幕がおりてきました。おりてきたっていうか、 ん〜っと、切って落とされた！って感じ。おぉって思いました。 そして、みんな動く動く。なんといっても、マサムネさんと田村さんがステージの横の方に 歩いてきてくれたのがうれしかった！田村さんがめっちゃ近くでベース弾いて、跳んでるっ！ マサムネさんがすぐそこにいるっ！！顔、というよりも、もう目とか口とか髪の毛とか、 そんな細かいところが見えてしまう距離ってすごい。ぴょんぴょん飛び跳ねてしまいました。 たぶんこれまでのライヴでいちばん高く跳びました（笑）。感激。 田村さんはベース蹴ってふりまわしてぐるぐる回って、すごかったです。 『さらばユニヴァース』 ゆったりした感じと、間奏の部分が好きです。それに、ベースの動きがかっこよい。 『今』 始まった瞬間に、あぁ終わっちゃう．．．て思いました。ネタばれ読んでたもので（笑）。 田村さんのハモリショットを目に焼き付けるぞってな感じで見てました。 曲が終わるとすぐに放浪カモメが始まりそうで、頭の中では前奏がなってる中 メンバーが去っていってしまったのがちょっと寂しかったです。 アンコール 『遥か』 ハモリがすごくきれい！！ライヴでやった『謝々！』を思い出す光景でした。すてき。 その時点で私が持ってる『遥か』の音源は、『Ｌｏｖｅ Ｓｔｏｒｙ』の初回のビデオのみだったので、 聴きながら、頭の中では中山美穂が電車の自動改札でピコピコいわれてました（笑）。 つまり、初めて聴く歌詞もたくさんあり、２コーラスめ（？）のちょっと字余りな感じの歌詞や、 『胸に抱いたままで』で音が上がるところがいいなぁと思いながら聴きました。 でも特によかったのが『僕らそれぞれ仰ぎ見る空』ていう歌詞。すごくすごくしっくりきました。 『遥か』ぜひまたライヴで聴きたいです。 ◎ＭＣ どうもありがとう。もうちょっと聴いてください、みたいなことをいう。 そして、明日はＭステという話が少し出て、会場から『がんばれ〜！！』の声が多数。 マサムネさん『明日もがんばります。がんばりますとも！これからもよろしく。 生放送ごときに負けずにがんばります（笑）！』 『ロビンソン』 気持ちよくて一緒に口ずさみました。 『バニーガール』 小岩井での唯一のアンコール曲でした。 テントはずして演奏してくれた、あの感動的なアンコールを反射的に思い出します。 ベースソロはスポットライトのあたる中、アドリブでかっこよかった！ 暴れたそうな曲なのにマイクの前にじっと立ってハモってる田村さんを見るのも大好き（笑）。 ◎ＭＣ番外編 ただ単にどこでしゃべったのかはっきりしないだけなんですけど（笑）。 横浜がらみで、マサムネさんが、『横浜と言えば．．．まだまだけっこうありそうな感じですよねー。』 とかぺらぺらしゃべって、テツヤさんにもふったんだけど、 『なんか口はさむ余地がない（笑）。ブリキのおもちゃ館とかいおうと思ってたのに。』といわれていました。 横浜には、プライベートでもけっこう来るそうで、以前、スクーデリアエレクトロの石田さんと メンバーとで遊びに来たそうです。 『プルコギのお店に行って、ボーリングに行って、カラオケっていうフルコースを やってしまったんですけども（笑）。』だって。遭遇したいものです。 テツヤさんはラー博にもよく来るらしい。ついでにデイリーヤマザキ横浜アリーナ前店にもおたちよりください。 ◎その他思ったこと。 ４列目でまだ段差がついてないとこだったので背伸びしたりうまく人の間から顔を出したりしながらでしたが、 ほんとによく見えました。ステージの全体像を間近で、とか４人を同時に見れたのは初めてだったし、 今までほとんど見えなかった崎ちゃんを見ていられたのもうれしかったです。 会場の雰囲気もよかったと思います。私は、ライヴの途中でお客さんたちのこと見るの好きなんですけど（笑）、 みんな楽しそうでいいなぁって思うのが好きで。今回も何度も振り返って見渡して、 おぉ、みんな楽しそうじゃん、てにこにこしちゃいました。怪しげ（笑）？ 曲のことでは、『ホタル』を聴きたかったなぁ．．．ていうのがちょっとだけ心残り。 でも『遥か』を聴けたわけだし、あれが聴きたかったなぁ、残念だったなぁって思うよりも、 その日のそのライヴで演奏してくれた曲を自分なりに楽しむことができたら、それがいちばんいいんじゃないかなぁ。 それからとっても個人的なことを言わせてもらうと、おごりで連れて行った母親が 私の予想以上にものすご〜く楽しんでくれたこともうれしかったです。 田村さん大好き☆★☆次のライヴも楽しみ☆ 長くなりましたが、こんなとこです。読んでくださってどうもありがとうござい ます。記憶だけが頼りなので、ＭＣはだいたいで書いてます。あしからず（謝）。 |
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| レポありがとーーー(^Q^)/ﾞ | |